富岡製糸場を最寄り駅から観光(群馬県富岡市)

今回は富岡製糸場に観光に行くため群馬県の高崎駅に来てます。
最寄り駅まではここから上州電鉄という電車に乗っていきます。
看板で富岡製糸場が世界遺産に登録されたことが大々的にPRされてます。

案内板によると富岡製糸場の最寄り駅は上州富岡駅のようです。
奥に見える車両が上州電鉄です。

下仁田駅行きに乗ります。

最寄り駅の上州富岡駅で降ります。

上州富岡駅から富岡製糸場までは歩いて10分ほど。

着きました、富岡製糸場。
世界遺産だけあって、観光客が多いです。

中には様々な機械などが展示されていました。
これは当時使われていたフランス式繰糸機のレプリカのようです。

座繰り体験もできるようです。
座繰りとは、このような木製の歯車仕掛けの繰糸機械です。
江戸時代末期頃から明治中期頃まで主要な製糸道具として使われていたようです。

繭倉庫。
レンガ作りでいかにも明治っぽい雰囲気がします。

敷地内はこんな感じでかなり広いです。

存在感のある高い煙突。
明治5年に鉄製の煙突がこの位置よりちょっと西に建てられたようですが、暴風で倒壊してしまったようで、昭和14年に現在の鉄筋コンクリート製のものが作られたようです。

こちらにもレンガ造りの味わい深い建造物。

女工館。明治時代初期に建てられたものです。
器械製糸の技術を教えるため日本に来日した4人のフランス人女性教師の宿舎として使われていたようです。
「植民地的な」という意味をもったコロニアル様式の構造の建物で、暑い国(東南アジアなど)で生まれた様式です。
そのため日本の建築様式とは違った特徴の造りになってます。

繰糸場。
ここが一番の見どころかと思われます。

ここで工女たちが働いていたのだと思われます。
保管のためか、器械にビニールが被せられていました。

このような機械がずらずらずら~っと奥まで並んでいます。

なかなかの精巧な作りです。
当時、これだけの数をそろえるのは相当大変だったのではないでしょうか。

こちらは敷地内にある診療所。
治療費等は工場が負担していたようなので、福利厚生も充実していたようです。

首長館。別名、ブリュナ館と呼ばれています。
名前の通り、ブリュナさんとその家族が住んでいたようです。
地下にはレンガ造りの地下室があるようですが、館内含め非公開になっています。

女工館同様、コロニアル様式の高床式の建物となっています。
そしてこの建物かなりでかいです。
ブリュナさんがいかに厚遇されていたかというのが伺えます。

いかがでしたでしょうか。
2020年には群馬県立世界遺産センターが富岡製糸場近くにオープンするそうです。
まだまだホットな観光名所ですので、群馬に来られた際はぜひ行ってみてください。

このあと、富岡製糸場近くを散策したいと思います。

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