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JR稚内駅
日本国内の最北端にある鉄道駅
窓口では「日本最北端の駅来駅証明書付き記念入場券」が発売されています。

1928年(昭和3年)12月26日に現在の稚内駅である「稚内港駅」として開業。
1939年(昭和14年)2月1日に稚内駅を「南稚内駅」に、稚内港駅を「稚内駅」に改称されたようです。
【現在】
●稚内駅(旧稚内港駅)
●南稚内駅(旧稚内駅)

最北端の線路の標識。
ちなみに最南端は指宿枕崎線の西大山駅(鹿児島県)です。

無人駅の西大山駅と比べ、稚内駅はなかなかオシャレ。
稚内公園

稚内公園は稚内駅から目と鼻の先にある観光名所です。
(稚内駅より稚内公園を眺む)

南極観測樺太犬訓練記念碑

『1956(昭和31)年、日本が初めて南極観測に参加する時、40頭ほどの樺太犬が集められ、ここ稚内で8ヶ月間にわたり犬ぞりの訓練が行われました。犬ぞり隊は、 ブリザード荒れ狂う極地で見事な活躍を果たしましたが、交代するはずの第2次越冬隊が悪天候のため上陸できず、結局15頭の犬だけが無人の南極大陸に取り残されることとなりました。 そして1年後、タロとジロの兄弟犬の奇跡的な生存が確認され、このニュースは感動とともに世界中に伝えられ、後に映画「南極物語」にもなりました。この碑は、ここ稚内公園が 犬ぞりの訓練地だったことを記念し、樺太犬の功績を讃え建てられたものです。』
だそうです。
南極物語はご存じの方も多いのではないでしょうか。

九人の乙女の碑

『この碑は、終戦時、樺太の真岡(現・ホルムスク)郵便局で通信業務を死守しようとした9人の女性の慰霊のために建てられたものです。北緯50度線でソ連と国境に 接していた樺太では、1945(昭和20)年8月、ソ連軍の不意の攻撃を受け40年間にわたる国境の静寂が破られました。島民の緊急疎開が開始される中、戦火は真岡の町にも 広がり、窓越しに見る砲弾の炸裂、刻々と迫る身の危険の中、真岡郵便局の電話交換手は最後まで交換台に向かいましたが、「皆さんこれが最後です。さようなら、 さようなら…」の言葉を残し、青酸カリを飲み自らの命を絶ちました。終戦5日後、8月20日のことでした。 』
とのことです。
樺太でこのような悲劇があったのですね、 非常に泣けてくる話です。

高台にあるので海の眺めもいいです。

氷雪の門
樺太への望郷の念と、そこで亡くなった人の霊を慰めるために作られたものだそうです。
天気のいい日には樺太が見えることもあるそうです。

展望広場らしきところがありました。

このあたりからの見晴らしも非常に良いです。

百年記念塔
稚内市の開基100周年を記念して建立された塔です。

塔の麓に野生の鹿がいました。
北海道ではよく野生の鹿を見れますが、こんな観光地にもいてるもんなんですね。
北防波堤ドーム

北埠頭が旧樺太航路の発着場として使われていたとき、ここに通じる道路や鉄道へ波の飛沫がかかるのを防ぐ目的で、昭和6年から昭和11年にかけ建設された防波堤です。
2001年には北海道遺産に指定されています。
それにしても長い。建設も相当大変だったと思います。

ちなみに冬だとこんな感じ。オホーツク海からの極寒の荒波も防いでくれます。

夜の北防波堤ドームはちょっと怖い雰囲気を醸し出しています。
マクドナルド40号稚内店
稚内駅から車で10分ほど走ったところにマクドナルドがあります。

実はここは日本最北のマクドナルド
ドナルドと記念撮影もできます。

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